木材で太陽光パネルの架台を作る

前回、テンダーさんの「わがや電力」を読みながら太陽光発電パネルの発電システムを作った時の様子を記事にしました。

前回の記事:「わがや電力」で身の丈の電気をDIYしてみた

今回は太陽光パネルを設置する架台作りについご紹介します。

パネルの設置場所を決める

わが家電力の発電システムの仕組み自体は、本の手順に従えば比較的簡単に構築できました。

しかし、太陽光パネルをどのように設置するかについては、各々の住居事情により状況が異なるため、少し悩むことになりました。

当初、1Fの屋根の上に太陽光パネルを載せてはどうかと考えましたが、屋根の傾斜がきつく、足場がなければ設置が難しいため考えを改めました。

屋根のペンキを塗り替えるために足場を組む予定があったので、その際に設置させてもらえるよう業者さんに相談し、了解を得ましたが、今後もパネルを増やすなど、DIYを繰り返したいので、自分の手が届く範囲に設置することにしました

考えた末に、家の南側の駐車場の空きスペースの地面に置くことにしました。

すぐ脇が家庭菜園で白菜やキャベツが育っており、まずまず日当たりが良い場所です。今回はこの場所に設置した太陽光パネルの架台を作る過程をご紹介します。

DIY初心者の私が作ろうとしても、なかなか情報が見つからなかったので、お役に立つと幸いです。

架台のコンセプト

当初は廃材の利用を検討しましたが、廃材が簡単に手に入らなかったこともあり、それならば多くの方が、自分でも作れそうと感じられるよう、簡単な作りにしようと考えました。

コンセプトは、①簡単に作れる②あまり無骨なデザインにはしない、の2点です。

また、平面に設置するため角度を付けることができ、ワンタッチとはいかずとも、季節毎くらいの頻度であれば容易に角度を変えられるようにしようと考えました。

今回分かったこととして、ホームセンターで売られている木材には2×4(ツーバイフォー)等の規格があり、それに合わせた連結金具も存在するということでした。今回はそれらを活用します。

木材の準備

用意した木材はこちらの5本。太いものが3本、細いものが2本です。

太い木材はこちら。

ラベルを読むと38ミリ×89ミリとあり、半端ですが、2×4(ツーバイフォー)規格のサイズです。長さは表記の900mmと書かれていますが、より長く3フィート=91.44cmだと思われます。 サイズ重視で選んだところ薬剤が染み込ませてある防腐木材でした。柔らかいので木ネジは締めやすかったです。ホームセンターのコーナンで@448円×3本購入。

細い木材はこちら。

SPF材。2×2×3の意味はツーバイツー(38mm×38mm)で長さが3フィート(91.44cm)ということらしいです。 コーナンで@198円×2本購入。

木材を切る

太い木材を1本だけ、ノコギリで真っぷたつにカットします。

また、写真がありませんが、細い木材は太陽光パネルの短い辺の長さと同じくらいの長さに2本ともカットします。

木材を塗装する

腐蝕を防ぐために、すべての木材に水性塗料を塗ります。防腐木材であっても自分でカットした切り口には塗装が必須となるそうです。

コーナンで1280円

十分に乾かします。防腐木材とSPF材は色に少しの違いがありましたが、塗装することによって氣にならなくなりました。艶も出て防水効果もありそうです。

金具について

木材の組み立てを楽にするために金具を使います。使用したのはこちらの2種類、計6個の金具です。

こちらの銀色の金具はシンプソンというアメリカのメーカーの「リジットタイ」という製品です。シンプソンは他にもさまざまな形の金具を作っています。

シンプソンのリジットタイ。 コーナンで@140円×4つ購入。

もう一種類は八幡ねじというメーカーの「垂とめ金具」です。こちらが今回使用した2種類の木材にピッタリ合うサイズで、簡単かつ頑丈な工作を可能にしてくれました。

八幡ねじの「垂とめ金具」@648円×2 若干値が張るので躊躇しましたが 垂直に木材を立てる難題を解決してくれました。http://www.yht.co.jp/ctlg/011a.asp?pf_id=12029247035

組み立て

まずは太い木材を長方形に組み、リジットタイで連結します。方法は木ネジをドライバーでねじ込むだけです。電動ドライバーは使わず、手作業で十分でした。

リジットタイを使って、4本の木材を長方形に組んだ後、下の写真のように「垂とめ金具」を取り付けます。

垂とめ金具の取り付け位置は、太陽光パネルにあらかじめ開けられている穴の位置に合わせます。

垂とめ金具に細い木材を垂直に立て、木ネジで固定します。写真を撮り忘れましたが、イメージがつきますか?

太陽光パネルを載せる

太陽光パネルをちょうど良い角度に立て掛けます。記事冒頭の写真を参考にしてください。

制作したのは冬だったので45度くらいの角度に立て掛けました。

夏は30度くらいに調整しなおすと良いようですが、発電量が少ない冬に最適化するのもひとつの考え方かもしれません。

太陽光パネルを針金で固定する

下の写真で架台に立て掛けた太陽光パネルに開けられた穴が見えますか?これはパネルに元々ある穴です。

その穴の位置に合わせて、垂直に立てた木に2箇所切り込みを入れてあります。ノコギリで少し削っただけです。

切り込みをいれたら念のため腐蝕防止の塗装をしましょう。

私は全体の塗装の前にあらかじめ切り込みを入れておきましたが、順序は問いません。

針金を太陽光パネルの穴に通し、この切り込みにくいこむように2~3周させて固定します。最後は両手にペンチを持って針金をよりました。

完成

架台の完成です。

MC4コネクターにソーラー延長ケーブルを取り付けて、電気を室内に引き込みます。

まとめ

今回は太陽光パネルの架台を作成しましたが、DIY初心者ということもあり、設計を考えるまでに長時間かかりました。

最終的にはホームセンターで商品を見てツーバイフォー木材とそれに合う金具を使う方法を思い付きました。

規格サイズの木材と金具を使うと制作の難易度が下がるということは大きな発見でした(廃材の利用も捨てがたいですが)。

記事を読んでいただき、架台の設置のイメージを固め、身の丈のソーラー発電を始める方が増えたら嬉しいです。

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