Share Seeds@かぐや祭り

2019年9月14 日土曜日に神奈川県藤沢市にあるNPO法人「さんわーく かぐや」の「かぐや祭り 2019」に野菜やハーブの種をシェアするShare Seeds(シェア・シーズ)のブースを出店させていただきました。

「さんわーく かぐや」について

その場所は丘の斜面を生かした自然豊かな地形にあります。「かぐや」の名前の由来である竹林を抜けた先の果樹や畑がある土地では、鶏とウサギが放し飼いされています。また、セルフビルドで建てられた作業場には井戸と薪ストーブ、ドリル、金やすり、陶芸のお釜など様々な作品を生み出す道具が揃っています。

かぐやのメンバーさんが作った陶芸作品

太陽の下で体を動かすこと=「さんわーく」。かぐやは障がいのあるみなさんが、農とアートを取り入れた活動をして過ごす福祉施設ですが、障がいがある方とそうでない方が垣根なく過ごす生活の場を具現化されている点がユニークです。私もその活動に魅了され、時折有給休暇を取得して活動に参加させていただいています。

かぐやの魅力がよく伝わってくるおすすめの記事↓
ここは日本のブータン!? 地域とつながり、お金に頼らない暮らしをつくる福祉施設「さんわーくかぐや」に見る、生きることの本質と個性とともにある未来

どんなお祭り?

かぐやで1年に1度秋に行われるお祭りが「かぐや祭り」です。おいしい屋台や似顔絵屋さんなど、かぐやと関わりがある出店者さんたちが様々なブースを出展します。かぐやのメンバーさんやスタッフさんが作った陶芸、手作りの味噌、海まで汲みに行った海水を焚いて作った塩などを販売するブースも並んでいました。

お酒も販売しています
大勢の人達で賑わうステージ

過去のお祭りの動画があるのでご覧ください。お祭りの雰囲気がとてもよく感じられる作品です↓

Share Seedsとは?

今回出店させていただいたShare Seedsは、野菜やハーブの種をシェアするプロジェクトです。家庭菜園などで自家採種したり購入したものの使いきれなかったたね(在来種・固定種)をシェアします。

販売ではなく(※)あくまで差し上げて、たねを受け取った方は野菜作りを楽しみつつ、たねが採れたら再び誰かにシェアをして自然の恵みと感謝を循環させます。それによって人間は自然の循環に寄り添う生活に近づき、たねをシェアすることで人と人の無理ない関係性が広がってゆきます。
※今回は活動費のための寄付をいただく瓶を置かせていただきました

Share Seeds公式サイトより概要と意義

ブース出店

今回の出店に向けてFacebookでたねの活動を通じて知り合ったメンバーに参加を呼び掛けたところ、加藤政男さんと小嶋真以さんが参加してくださいました。

加藤さん(向かって左)は川越からのご参加。たね大好き女子の真以さん(右)。中央は私。3人ともに自分のたねBOXを持参し、3人で交代しながらお祭りとブース出店を楽しみました。


正確な人数は記録しませんでしたが、お越しいただいたのは大体20~30名くらいでしょうか?もっと?沢山のたねが旅立って行きました。


サンキュー・ノートに寄せられたメッセージをご紹介します。


真以さんのコリアンダー(パクチー)や、加藤さんがこれからの季節に、とおすすめしていた、のらぼう菜、わさび菜などが沢山シェアされたようです。
ノートへの記載は全員ではありません。他にもリーフレタス、小麦、コマツナ、ニンジンなど様々なたねが旅立って行きました。

Share Seedsは楽しめる実践

さんわーく かぐやの副理事兼事務局長の藤田靖正さんがお祭りの最後に「障がい者と健常者の垣根を無くしたい」とおっしゃっていました。それは多様性がより尊重されることでもあると思います。私が先日観たたねの映画「SEED」によると、多くのたねが地上から失われ野菜の多様性が損なわれてしまっているそうです。

Share Seedsはその活動を通して多種多様な野菜を育てながら幅広い年代、職業の方々と無理の無い形で交流できます。楽しみながら多様性豊かな社会を目指す実践としてShare Seedsはお勧めだなと改めて感じました。

今回の出店に際しては、かぐやの藤田靖正さんよりお声掛けをいただきました。私が以前「かぐや祭にShare Seedsを出店したいなぁ」と呟いたのを覚えていてくださったのだと思います。どうもありがとうございました。またお邪魔させていただきます!

お祭りの前週にかぐやにあった廃材と道具で作った看板

庭でエキナセア(ハーブ)を育てる

家庭菜園の植生を豊かにしつつ身体に良い作用もある植物を増やしたいと思いハーブを植えることにしました。

なかでもエキナセアは全草が免疫力アップに効果があるとされるキク科の多年草で、ハーブティーやアルコールに浸して成分を抽出したチンキ剤として使用することができます。また、花期が長く観賞用としても楽しめるためおすすめです。

今回はエキナセアの栽培とハーブとしての利用方法についてまとめました。

タネを入手する

ネット通販でタネを探しました。エキナセアの他にも狭い庭でも育てられそうなネトル、マロウコモン、ポットマリーゴールド、ラベンダーを購入しました。

ハーブティー専門店 e-ティザーヌhttp://www.e-tisanes.com

写真は購入した各種ハーブのタネ。左上がエキナセアですが、薬効が強いとされるパープレアという種類で、和名はムラサキバレンギクです。

タネを蒔く

こちらがエキナセアの種です。エキナセアはキク科ですが、レタスのタネのように綿毛が付いたりはしていません。大きさは5mmくらいでしょうか。比較的しっかりとした種です。この種がどのように実ったのだろうか好奇心が膨らみます。

2017年3月26日にポットにタネを蒔きました。植え穴の深さは人差し指の第一関節くらい。購入した他のハーブも同時に種蒔きしたので、エキナセアだと判別しやすいように花の色に合わせて紫色のポットにタネを蒔きました。

発芽

2017年4月13日紫のポットからの発芽を確認しました(右下)。

2017年4月30日。本葉を確認。

定植

自宅の庭に定植した時の記憶があいまいですが、一般的には4月、5月に定植するそうです。ポットに根が廻って手狭になったら定植すると良いでしょう。

次の写真は定植後の2017年7月1日に撮影したものです。鮮やかな細長い葉が大きく育っています(右、下に写り込んでいるのは関係のないカボチャの葉)。

この写真の場所は花壇でコンポストの土などを入れていますが、芝生を20cm剥がしただけの場所にも定植しました。

1年目は開花せず

春に庭に定植し開花を待ちましたが、残念ながら蕾はつかずに秋を越え冬を迎えました。気温が下がると地上部は枯れて姿が見えなくなりました。

翌年、地上部が復活

写真は2018年3月15日のものです。地上部が復活しました。数ヵ所に植えたのですが、葉が赤紫の株もありました。恐らく寒さのせいですが、時間の経過と共に通常の緑色に変わっていきました。

ついに蕾ができる

ついに蕾ができました。最初は蕾だという確信が持てませんでしたが、日を追うごとに蕾らしさが増し毎日の観察が楽しみでした。

2018年4月13日
2018年5月9日
2018年5月16日
2018年6月24日(恐らくひとつ前とは違う花)
カマキリの子どもはエキナセアの花びらの上が好きなようです

次々と咲きます。

2018年7月4日

沢山の花が咲きました。この場所には二株植わっていますが、二株でこれだけの数が咲きました。

背が高くなり風が強く吹くと倒れてしまうことがありましたので、ぐるっと紐を一周廻しているのが見えますか。

最後の一輪。10月の下旬です。最初の蕾ができたのは4月ですから花期の長さに驚かされます。

タネ採り

枯れた花を刈り取って乾燥させた後、タネ採りをしました。

このように手でむしります。乾燥が進んでいないと結構な力が必要になります。長い針のような部位はタネではなく、根本にある白いソリッドな部分がタネです。

イラストを描いたタネ袋を自作してご近所さんにお裾分けしました。花を氣に行ってくださりリクエストいただきました。嬉しいことですね。タネが欲しい方には差し上げますのでコメント欄などからご連絡ください。

ハーブとしての利用

免疫力アップに効果的とされるエキナセア。私は茎と葉と花を刈り取って暫く室内で乾燥させてからハサミで適当なサイズにカットしてハーブティーとして飲用したり、ウォッカに浸してチンキ剤にしました。

なお、エキナセアはキク科なのでキク科アレルギーをお持ちの方はご注意ください。

左の大きな瓶に保存
ハーブティー。レモングラス、ネトル、レモンのハチミツ漬け、などとのブレンド
チキン剤。ウォッカに数週間浸す
上澄みを小瓶に詰めなおしたチンキ剤

まとめ

栽培に時間が掛かるエキナセアですか、①花が沢山咲く②花期が長い③ハーブとしても楽しめる、という特徴があります。

ゆっくり、スローに、ガーデニングやハーブティーを楽しむのには最適ではないでしょうか。